相続税の計算方法

事業承継

相続税の計算方法

質問
相続税ってどのように計算するのですか?
答え
相続税の計算は次のように大きく3つの区分に分けられます。
  1. 相続税の課税価額の合計額の計算
    相続・遺贈(遺言書による贈与)や相続時精算課税の適用によって財産を取得した人ごとに、相続税の課税価格を計算します。そして各人の課税価額を合計して、各人の課税価額の合計額を算出します。
  2. higu01_01.gif
  3. 相続税の総額の計算
    次に各人の相続税の課税価格を合計して、基礎控除を差引き、課税遺産総額を計算します。そして、各相続人が課税遺産総額を法定相続分で相続したものとして、相続税の総額を計算します。
  4. higu01_02.gif
  5. 各人の相続税額の計算
    相続税の総額を各人の財産の取得割合で按分し、それぞれの相続人ごとに各種税額控除・相続時精算課税分の贈与税額控除を行い、各人の納付すべき税額を算出します。
  6. higu01_03.gif
具体的な相続税の計算例についてはQ「相続税の税率はどうなっていますか?」を参照ください。
 

カテゴリー:STEP5 相続・その後